霜月十九日。 [(詩)旧暦]
『ヒトモシ』
惑うのは誰だ。
私ではない。
いくらでも否定しよう。
蝋燭に火を灯す。
私には地図がある。
地図を見るのではない。
煙を見れば出口に辿り着ける。
惑い揺らめくのは私の性分ではない。
既に失くした記憶に縋り付くのはみっともないだろう。
見えない地図になど頼ってどうする。
そこに在ることを知っていても使わなければ意味がない。
活用してこその道具だ。
設計図も地図も燃やせ。
何も、自分の力だけで進めと言っているのではないんだよ。
死力を尽くせと言っているのだ。
…………なにを、えらそうに。
どうせ、ろうそくがなければ、まっくらな地下迷宮図書館の底からかえってこられないくせに。
…………おとなのくせに、なにをえらそうに。
惑うのは誰だ。
私ではない。
いくらでも否定しよう。
蝋燭に火を灯す。
私には地図がある。
地図を見るのではない。
煙を見れば出口に辿り着ける。
惑い揺らめくのは私の性分ではない。
既に失くした記憶に縋り付くのはみっともないだろう。
見えない地図になど頼ってどうする。
そこに在ることを知っていても使わなければ意味がない。
活用してこその道具だ。
設計図も地図も燃やせ。
何も、自分の力だけで進めと言っているのではないんだよ。
死力を尽くせと言っているのだ。
…………なにを、えらそうに。
どうせ、ろうそくがなければ、まっくらな地下迷宮図書館の底からかえってこられないくせに。
…………おとなのくせに、なにをえらそうに。










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